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闘病記あとがき~白血病完治~

2003年11月に、「急性前骨髄球性白血病(APL M3)」と診断され、入院したあの日から、12年が経ちました。

今もこうして元気に生きています。


入院していた当時は、自分の5年後10年後の姿なんて想像できなくて、この世に生きていられるのかさえわからなくて不安だったあの頃のことを、今でも時々思い出します。


発症当時は「白血病」というと、不治の病のイメージが強くて、実際に周りでも、亡くなられた方を知っていたので、本当に自分が完治できるのか不安でした。
ネットでも、今ほどブログなどで書かれている人も少なくて、完治した人のブログなどほとんどなくて、一体これから私の人生はどうなるのだろうと、未来がなかなか見えずにいました。
だけどネットで闘病記など発信されている方が、少ないながらもいたおかげで、すごく心強く、自分一人じゃないんだと、励まされました。


白血病の闘病は、患者さんの割合も少なくて、治療も無菌室やクリーンルームなど、狭い世界の中で、孤独になってしまうことが多いので、ネットという広い世界と繋がるツールがある時代で、本当に良かったと思いました。


まさか自分もブログで闘病記を書くことになるなんて、思いもしませんでした。

でも、自分を癒していく過程で、天使たちの導きから、自分の中の闇を吐き出して、昇華していく流れになり、闘病時から10年以上の時を経て、当時のことを書くことになりました。


当時書き留めていた手帳やノート、血液データ表、取り寄せた入院カルテのコピーなどを元に、記憶をたどって書いていきました。
もう10年以上も前のことなので、鮮明に覚えている事、だいぶ忘れてしまっている事もありました。

また治療方法や医療の世界も、私の頃とは、随分変わってきているだろうと躊躇する気持ちがありました。

まるでパンドラの箱を開けるような恐怖心もあり、最初の頃は、本当に最後まで書けるのか、全く自信がありませんでした。


ただ時々、TVなどで、白血病やがんを患って、真っ暗になってしまった人。

戸惑い、不安、恐怖を抱えている人の姿を見ると、当時の自分を見ているようで、もし何か書くことで、誰かの希望になれたらいいなと。

そして何より自分自身を救うために、過去から解放されたくて書こうと思いました。


書きながら、当時のことを思い出して、泣けてきたり、辛くなることも何度かありました。

自分の中の深…