Homeopathy*貧血
いつも血液検査の数値は、どこも異常がなく、安定していて、もう完治し、普通の人と全く変わらない、健康な状態で過ごしていたのですが、その日は、外来の待合でふらついて
めまいや息切れ、しんどさを感じていました。
たまたま疲れがたまっているのかなと思ったのですが、自分の番が呼ばれて、診察室に入ったら、いつも笑顔で迎えてくれる、入院当時から、10年間ずっとお世話になっている主治医の先生が、心配そうに、しんどくないか聞いてくれました。
Hb 9.1
Fe 29
UIBC(不飽和鉄結合能) 465
フェリチン(貯蔵鉄) <=4.9
その他の、Ht、MCV、MCH、MCHCも、基準値以下の数値になっていました。
前年度少し貧血ぎみだったので、食事やサプリなどで、鉄分を摂るように意識していたのですが、前年よりもかなり数値が下がって、鉄欠乏性貧血になっていてショックでした。
鉄剤を処方されて、その鉄剤が副作用で飲めなかったり、数値が改善しなければ、注射をするので、外来に通わないといけないと言われました。
せっかく10年が経過して、年に一度、健康診断もかねての定期検査になって、気楽に過ごしていたのに、貧血で注射に通わないといけなくなるのは絶対に嫌だと思って、どうにか頑張って、貧血を改善しようと思いました。
鉄剤は最初はなんとか飲めたのですが、だんだんと副作用でしんどくなってきて、体調も崩したりしたため、あまり飲めませんでした。
主治医の先生に相談したら、市販の鉄剤やサプリでもいいから、とにかく鉄分を摂るように言われ、薬局で薬剤師さんに相談して勧めてもらった、鉄分とビタミンが入った増血薬を代わりに摂りました。
前年から、食事やサプリで鉄分を意識して摂っていたのに、あまり吸収されていないように感じました。
ホメオパシーで、何かないかなと調べていたら、「ファーランフォス」という、リン化鉄から作られた、鉄分の吸収を良くしてくれて、貧血のサポートに良さそうなレメディを見つけて、そちらも摂るようにしました。
そして、最近の1~2年で、あまりお肉を摂らなくなってきていたことに気づいて、お肉を食べるのが少量になってから、貧血がひどくなってしまったように思いました。
貧血改善には、動物性たんぱく質を、しっかりとった方がいいと聞いて、久しぶりにステーキを食べてみると、「すごく美味しい!」と感じました。
動物のエネルギーを分けてもらって、体が元気に力が湧いてくる感覚になって、自分の体は、お肉の栄養を必要としていたんだと思いました。
そして食事と増血薬で鉄分をしっかり摂って、ファーランフォスにもサポートしてもらいました。
2ヵ月後の血液検査で、Hb 10.7
7ヵ月後の血液検査で、Hb 13.6
正常値まで回復することができました。
体の調子も良くなって、今現在も貧血の自覚症状はないので、治って本当に良かったなと思います。
そして食事と増血薬で鉄分をしっかり摂って、ファーランフォスにもサポートしてもらいました。
2ヵ月後の血液検査で、Hb 10.7
7ヵ月後の血液検査で、Hb 13.6
正常値まで回復することができました。
体の調子も良くなって、今現在も貧血の自覚症状はないので、治って本当に良かったなと思います。
そして、ホメオパシーにもありがとうと感謝。
この鉄欠乏性貧血を経験して、いろいろと思うことがありました。
自分の中で、なんとなく動物のお肉を食べることに、罪悪感を感じるようになって、お肉をあまり食べなくなってしまい、いつの間にか体に必要な栄養が不足してしまったのかなと。
食事は生きるための基本で、健康な体があってこその人生なんだと。
いろんな考え方があると思いますが、貧血の辛さを経験して、鉄剤を飲む苦痛、大変さを味わって、自分の体は動物や植物、自然の大地の恵みで成り立っていて、それらを必要として、生かされている存在なんだと改めて感じました。
この地球に人間として生きるということは、動物や植物、自然と調和して共存していく世界なんだと。
だから、いろんな自然界の命を分けてもらって、自分の血となり肉となり、生かされていることに、感謝の気持ちを忘れずに生きていこうと思いました。
天にも地にもすべての生物を生かすために、沢山の恵みが与えられていて、人間も、その自然の恵みの一部なんだと。
"You are what you eat"
「あなたが食べたものがあなた自身である」の言葉の通り、自分の体の声をちゃんと聞いてあげて大切にし、「いただきます」の気持ちを忘れずにいたいなと思います。